ドイツ映画「ある画家の数奇な運命」

明日映画「ある画家の数奇な運命」を見に行く!

 

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フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督が現代美術界の巨匠ゲルハルト・リヒターをモデルに、ドイツの激動の時代を生きた芸術家の半生を描いた人間ドラマ。ナチ党政権下のドイツ。叔母の影響で幼い頃から芸術に親しむ日々を送っていたクルトは、終戦後に東ドイツの美術学校に進学し、エリーと恋に落ちる。エリーの父親は、精神のバランスを崩して強制入院し、安楽死政策によって命を奪われた叔母を死に追いやったナチ党の元高官だった。しかし、誰もそのことに気づかぬまま、2人は結婚する。やがて、東のアート界に疑問を抱いたクルトは、エリーと⻄ドイツへ逃亡し、創作に没頭するが……。

 

観客の反応
プレミア上映は第75回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門で行われ、観客からは13分のスタンディングオベーションを受けた。またその他多数の映画祭で観客賞を獲得しており、そのほとんどではヴェネツィアと同じ作品と競っていた。

 

映画人の反応
エクソシスト』の監督であるウィリアム・フリードキンは「『ある画家の数奇な運命』は私がこれまで見た中で最高の映画の1つだ。傑作だ」と評した。また『イカとクジラ』のプロデューサーであるミランダ・ベイリーも「『ある画家の数奇な運命』は私の人生で見た中で最高の映画だ」と評した。

 

批評家の反応
レビュー集積サイトのRotten Tomatoesでは136件のレビューで支持率は76%、平均点は7.36/10となっており、批評家の一致した見解は「『ある画家の数奇な運命』の長い上映時間は、信じられないような人生についての魅力的な物語、そしてそんな人生を送った類いまれな芸術家が受けたインパクトで満ちている。」である。またMetacriticでは28件のレビューで加重平均値は68/100と示されている。